庭の木が育ちすぎて、隣の敷地にはみ出している

庭の木が育ちすぎて、
隣の敷地にはみ出している

一軒家にお住まいの、個人のお客様からご相談いただきました。「お隣さんに迷惑はかけられないので、切った枝は落とさずに撤去してほしい」とのこと。

地面に落とせないだけでなく、立地の都合上クレーン車も使えないため、切った枝を逐一回収しなければなりません。また、大きい枝を下ろせるだけのスペースも確保する必要がありました。

当社の対応

枝を回収する途中でほかの木や建物に引っ掛からないよう、あらかじめ動線を確認。安全性を確保した後、切った枝をロープに括り付け、お客様の家の庭まで引き込みました。
今回の事例は該当しませんでしたが、入り組んだ場所で作業するときや大きな木を伐採するときは、枝の先端から少しずつ切り、何度かに分けてロープで回収するパターンもあります。

枯れた木が倒れてしまいそうで心配

枯れた木が
倒れてしまいそうで心配

木が枯れる原因として真っ先に考えられるのが獣や虫による被害ですが、近年では温暖化の影響も強まってきました。それまで何十年も健康だった木が、平均気温の上昇や酷暑により環境に適応できず、枯れていってしまうのです。
枯れてから2~3年以上経過したものはいつ折れるかわからないため、慎重な対応が求められます。

当社の対応

枯れた木の伐採において最も警戒すべきは、作業中の倒木です。まずは安全を確保するために、ロープでほかの木とつないで固定します。伐採時もいきなり対象の木に登るのではなく、隣に同じような高さの木がある場合はそちらから上がり、飛び移って対応します。

植木屋に相談したところ、難しいと断られてしまった

植木屋に相談したところ、
難しいと断られてしまった

植木屋さんも剪定のプロではありますが、すべての伐採に対応できるわけではありません。特殊伐採専門業者との違いは、「持っている道具」にあります。地上数十メートルもの枝や蔓を伐採するにあたり、一般的な脚立やはしごでは届かないのです。

実際、当社には植木屋さんから「自分のところでは対処できないのでお願いできないか」とお問い合わせいただくことが多々あります。このときも、不動産業者経由で相談を受けた植木屋さんより依頼を賜りました。

当社の対応

特殊伐採には専用の道具だけでなく人員も必要です。当社は道具もスタッフも自社で賄っているため、問題なく対応できました。特殊伐採専門業者はいくつもありますが、自社だけですべて対応できる会社は非常に珍しいといえます

立地の都合上、重機の乗り入れが難しい

立地の都合上、
重機の乗り入れが難しい

入り組んだ住宅地にお住まいの方や、神社・お寺の方から多いご相談です。狭小地のためクレーン車で近づけなかったり、伐採する木と回収用車両の距離が離れていたりすると、時間も手間もかかってしまいます。そういったケースでは作業が人力になるので、人手が必要です。無論、対応できる業者は限られてくるでしょう。

当社の対応

特殊伐採の専門業者である当社では、クレーン車が入れない場所でも、吊り下ろし用の道具やツリークライミングの技術を駆使して迅速に対応します。小型の運搬車を利用することで、伐採した木や枝のスムーズな運び出しが可能です。

強風や台風の影響で倒木しないか心配

強風や台風の影響で
倒木しないか心配

一部の街路樹など、根がうまく張れていない木は倒れやすいため注意が必要です。また、台風シーズンに倒木を警戒することは大事ですが、それ以外の時期も気を付けなければなりません。
たとえば以前に木を間引いたエリアにおいては、それまでほかの木に守られていたものが強風にさらされやすくなっているため、新たな倒木のリスクがあります。

当社の対応

当社では現場調査の際、「将来的に倒れる懸念がある木」を見定めたうえで、元々のご依頼と合わせた伐採プランをご提示することが可能です。「一見元気そうな木でも、根本にキノコが生えていると内側が腐っている恐れがある」などあらゆる可能性を想定し、細かくチェックします。安心してご相談ください。

枝が電線に絡まってしまいそうで困っている

枝が電線に絡まってし
まいそうで困っている

不動産業者の方から問い合わせの多い事例です。このような事例においては電力会社が対応してくれる場合もありますが、停電や火災のリスクを考えると、専門業者に相談するのが良いでしょう。まっすぐ伸びた枝なら切るだけで終わりますが、枝から伸びた蔓が電線に絡まっている状態だと手で剥がす必要があります。

当社の対応

現地調査の結果、当日は手作業がメインになると判断し、電力会社へ連絡して電線に保護カバーを付けてもらいました。枝や蔓の除去にあたっては刃物を使わず、手で丁寧に取り除いていきます。なお、作業する高さによっては電力会社の管轄となるケースもあるため、ご自身での判断が難しい場合は一度お問い合わせください。